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今日のキモチ 明日のシアワセ ⑨ [大江千里さん]

今日さんから届きました

『デラシネの夏』
 
 今年の夏、僕は定住生活をしていない。
 と書くと「ええ?」と思われるかもしれないけど
実は、今までいい感じで暮らしていたアパートが
ちょうど契約更新の時期にさしかかったのと
ちょうど学校が夏休みに入ったので
「よし、それなら引っ越そう。同じ引っ越すなら
今回は時間をかけてゆっくり探そう」というわけで
いったんアパートを引き払い、ホテル住まいを始めたのだ。

せっかく根が張り始めたアメリカでの生活だったが
「生活をたたむ」という行為は意外なほどあっけないもので
一瞬の出来事だった。
お気に入りの和食器も、こっちに来てから増えた音楽機材も
前の住人から譲り受けた組み立て式ベッドも
2台のピアノも、独り掛けソファーも、机も、椅子も
何もかも一切合財、キレイにたたまれた。
今頃はNY郊外のストレージ(倉庫)の中で
「主はどこへ行ったのだろう?」と
ひそひそ話をしている頃かもしれない。
 
 最初は冗談で、仲のいい友達に
「これが夏でよかった。いざというときは、
公園とかで寝たりもできるし」なんて言いかけて
若干の「さみしさ」を紛らわしている自分に
気が付いてはっとした。
ところが、いざ「家なき子」になり
ドッグフレンドリーな安宿で生活が始まると
生活というものはいつもと同じように
まったく変わらず淡々と始まっていくものなのだと再認識できる。
こんな身軽で気軽ならば
このまましばらくこの状態でいいかも
なんて思う自分が少々恐ろしい。
人が社会生活からドロップアウトしてしまうのって
こういう「一瞬のゆらぎの感覚」からなのだろうか?
しかし、シンプルで根源的な一日が
すべての持ち物から離れてみることによって
霧が晴れたかのように見えてくる。
それはとても得難い感覚だということに気づく。
「毎日は旅の連続」だ。

照りつける夏の暑さとともにこの旅はしばらく続くけれど
焦らずに7月いっぱいかけて新しい住処を見つけたいと思う。
みなさんもいい夏を。




窓を開けるとイオンでいっぱいになる
夏には蛍が見られた著者の部屋。



部屋を出て自分の玄関を撮ってみた。
一気にこみあげるものがある。
自分が訪問者の目線になった瞬間。
インターフォンに映りこむ著者。



さあ、次はどんな家と出会えるのか。
それまではこの荷物をかかえて
しばしのデラシネ生活が始まる。

乳房気分?! [大江千里さん]

まひるちゃんの「HOMME気分」に便乗して

ここ数日「乳房気分」のワタクシ
以外では通用しないであろう「気分」

「納涼」や「PAGODA」があったころは
それを楽しみに
夏・冬それぞれの千曲をこってり~と聴いたり
「まる千」の思い出に浸りながら
じっくり~と聴いたりしてましたが
千ちゃんが修行に行ってからというもの
千曲を聴くのはもっぱらの中
それも片道15分の通勤時間。

でも、余裕がないとそれもしない・・・という日が続いておりました

で、たまたま思い出したように聴いた「乳房」

これが見事にがっつりハマりました


何百回も聴いた曲達
もちろん歌詞は完璧入ってます

「乾いたお肌にしみこむしみこむ~ぅ
「そうそう、やっぱこの感じ~
なんだか今にもスキップしそうになってしまったワタシ

ここ2日は「うっきうき~」で
『手垢のついたステイショナリー』がヘビロテ中


やっぱ「千ちゃん最高」ですやん


う~っ
千ちゃんの生歌が聴きたいぞ~

千ちゃん著『今日のキモチ 明日のシアワセ ⑦ 』  [大江千里さん]

さんからのラブレター

もう到着から2週間以上経ってしまいましたが
よかったらどうぞ~


 『なんてことない旅なんだけど。』

 冬の日「牧草地にあるの農家」へ犬を連れて
一泊の小旅行をした。
オーナー夫婦も犬を飼っていて
それぞれ部屋ごとにコンセプトが違うレイアウトがされている
アーリーアメリカンなB&B(ベッド&朝食がついている)。
 小さなコンパクトカーを借りてフリーウェイに乗る。
マンハッタンを飛び出ると、
どんどん渓谷が広がり川の幅も広くなる。
せいぜい20分ほど走ればのんびりした田園風景になる。
何時間か走って、
目的地の牧草地に着いてその家の勝手口を開けると、
「あら、いらっしゃい。」
ぷ~んとクッキーの焼けたにおいとともに、
世話係の金髪のジェニーさんが笑顔で招き入れてくれた。
 すでにこの夜泊まる客は数組到着してて、
リビングやソファで犬を介して雑談している。
クリスマスは過ぎていたけれど飾りがあちこちに残ってて
まるで「時間の止まった世界」。
僕の泊まる部屋はこぢんまりした屋根裏部屋。
あちこちに、犬のおやつやら水入れやらが置かれてある。
つい少し前にはマンハッタンにいたのに
今は「大草原の小さな家」の暖炉の前にいる。
不思議だ。
時間がそこだけぽっかりと抜け落ちたように、
し~んと静まり返っている。
 持ってきた本を暖炉の前でぱらぱらめくる。
ほかの客となんてことない世間話をする。
近所を車で散策してワインなどを購入。
気がつけば夜はどっぷり暮れて、
いつしかみなそれぞれの部屋へ。
僕は「時間軸のない世界」に身を委ねて、
ワインを飲みながらひたすら暖炉の火を守る。
 翌朝起きたら、外は雪景色。
ジェニーさんの作ってくれたハムエッグを
みんなでテーブルを囲んで食べ、
チェックアウトの一秒前までするめをかみ尽くすように、
コーヒーとクッキーを頂き、犬を雪の牧草で遊ばせ、
あくびをし、背伸びをして、さあ、いよいよマンハッタンへ。
 名残惜しいが、車を牧草地の中の一本道へとゆっくり出す。
右へ左へと蛇行しながらのろのろ運転で、轍をたどる。
そして元来たフリーウェーへ乗った頃には、
「あれ?いままでどこにいた?」というぐらい
普段の自分に戻っていた。
 たった一泊なのに、非日常の中に身を置く旅は、
人を元気にする。

久々に会えました(^^♪ [大江千里さん]

ちょっとご無沙汰しておりました

書くネタはそれなりにあったのですが
なぜかPCに向かうのが億劫になってたりして・・・。
あんまり無理せず
ゆる~く長く続けたいと思っております
こんなワタシですが
長い目でお付き合いいただけるとありがたいです

でさ
今日は久々にちゃんの夢を見たので
忘れないうちにと、やってきました。

場所はどっかの体育館のステージ
千ちゃんが、合奏の指導をしてくれてるではありませんか
ワタシは多分、た~くさんいる子ども達の中の1人で
トライアングルかなんかを持ってました

「千ちゃん、ワタシここにいるねん。 
カスタネットの子はええから、こっち向いてぇや~」なんて
思ってる間に
すぐ目が覚めてしまってショック

でも、久しぶりにお会いできてうれしかったです

グッときた~っ! [大江千里さん]

いつものようになにげな~くをのぞいたら
さんの言葉に

耳をすまして聴こえる「音」がまるで
音楽のように聴こえるからだ。
目ににじむ「冬の色」がアルバムジャケット。
ダブル折りたたみ仕様の贅沢な色。


時間の中をこじ開けて
また別の時間に
入って行くような瞬間。
その限りなく短い「時間」への入り口が
実は永遠に一番近い場所
なのだ。



Joeには、素敵な飼い主が現れることを祈ろう。
くりかえし言うようだけど、この世の中
悪いことばかりは起こらないし、明日は
必ず光の射す日にしなければいけないとおもう。
そのためにも僕は自分のオリジナルソング
を再び作って人に感動を与えられるように
今のチャンスを頑張らなくてはね。


なんかうまくいえないけど
すごく癒されました

さん、いつもありがと

千ちゃん著『今日のキモチ 明日のシアワセ ⑥』 [大江千里さん]

『withはぴe』が届きました
今回はこんな感じ~


僕にとって2年目のNYでの秋が訪れようとしている。
秋と言えばハロウイン。
ここまでやるかっていうぐらいアメリカはこの日
老若男女街中が仮装しまくり。

去年、僕の通ってる大学のエレベーターにこの日
「カリブの海賊」が何人か乗ってきた。
「なんちゅう格好してるんだ」と問うた冷静な学生に対し
その海賊たちはそっちこそなんだと不思議そうな顔で
「今日はハロウインなんだぜ」とぴしゃり、だ。

なんか面白い国だなあ。
楽しむときは徹底的にやるんだって思った。

僕も何人かに「やってみれば」と声をかけられたので、
少しだけ真剣に考えた。
今までステージで度肝を抜く格好をやってきたし
(全身ミラーボールとか、恐竜とか)
もし未だやってない仮装(すごい言いまわし)があるとすれば、
芸こさんとかどうだろう?
咄嗟に思いついたが、なんだかすごく力を入れて作り込んでしまいそうだったので、
ちょっと待てと結局普通の格好で参加することに。

しかし自由な発想でみな様々な格好をしていたな。
蜂男、看護士、フランケンシュタイン、ドラキュラ、など
ありとあらゆる。
去年大統領予備選前でブレイク寸前だったサラ.ペイリンも
何人もいた。
この日は誰もが友達のように声を掛け合い、
写真撮影し合い、高らかな乾杯の声があちこちからあがった。

今年ももうすぐその楽しい日がやってこようとしているが、
今年こそシリアスに考え込まず、
軽いノリで楽しい仮装をやろうと思う。




コリアンレストランにて。
立派なかぼちゃのランタン、怒ってます


ギネスの生地が薄手なのか
上着を羽織ってます。
自分のキャラを知ってるね。


ゲイクラブの前。
コートを脱ぐとすぐ踊りまくれるよう、
実をとった変装。

NHK「ソングライター」 [大江千里さん]

今日NHKで
佐野元春のソングライターズ」という番組があると知って
観ながら書いてます。

今日は小田和正さんがゲスト。
さだまさしさんや松本隆さんもゲストで出演されるようです。

ソングライターお二人が曲作りの話をしたり
ゲストの詞の朗読コーナーがあったり
ゲストに定型質問のコーナーがあったり
「ソングライターを志したきっかけは?」とか
「誰のために曲をかいてるのか?」とか・・・。

小田さんの曲作りは「曲先」(曲を先に作る)なんだそうです。
詞はできれば書きたくないんだって
詞と曲が一緒に出てくる千ちゃんって
やっぱり特別なのかな


千ちゃんだったらどんなこと話してたかなぁなんて
勝手に妄想してしまいました


愛しの君
今ごろドラムなんか叩いてたりするのかな

バックナンバーあり(^o^)丿 [大江千里さん]

千ちゃんのエッセイが載ってる関電(オール電化)の会報誌
会員じゃなくてもバックナンバーもらえるみたいですね
(千ちゃんが教えてくれたページの
『よくあるご質問』から入れます・・・よね

千ちゃんのエッセイが載ってるのは
vol.12~vol.15の4冊です
在庫がなくなり次第終了らしいので
皆様お急ぎくださ~い

急に注文が殺到したら
関電の人たち、ビックリするかもですね

「withはぴ」のエッセイ(^^♪ [大江千里さん]

千ちゃんの文章
千ちゃんの描く詞の世界とやっぱり同じで
めっちゃ大好き

「withはぴ」のエッセイ
ますます楽しみになりました

ちょっと前にバックナンバー(3冊)が
手元に届きました

千ちゃんの撮った写真と共に
千ちゃんの匂いがプンプンするエッセイを
もう一度じっくり読みたいと思います

「withはぴ」の夏号が到着したら
ナイショでご報告しますね

大江千里のNYエッセイ「今日のキモチ、明日のシアワセ ④」より [大江千里さん]

関西在住の森のお友だちの中で話題になってた
関電の情報誌?会誌?
そうそう、千ちゃんのエッセイが載ってるっていうヤツね。
オール電化の家庭に送られてくるときいてたのに
我が家には来ない
問い合わせてみると
「ポイントクラブ」らしきものに入ってないともらえないというので
急遽入会いたしました
春号が来て、大喜びしてページをめくるも
千ちゃん発見できず
もう連載が終わったのかとガッカリしてたんですが
さっき、裏表紙のところに見つけて感激ぃ~
危うくゴミ箱行きになるトコでした


しょうもない前置きはええとして
内容ですよね


去年の暮れ、肩の関節とじん帯を痛め
ピアノが全く弾けない状況だったらしいです
このまま弾き続けると一生ピアノが弾けなくなるかもということで
練習を休む決心をしてリハビリと治療に専念した千ちゃん。

努力すればなんとかなる
必ずやっただけうまくなれる
そんな自分への過信が招いた故障だった。


不思議なものでほんとにピアノが恋しかったけど
離れてる時間にピアノへの思いが膨らんで
歌うと歌手なので音符がどんどん踊りだすので
フレーズが一気に増えてゆくのが
楽しくてしょうがなくなった。



基本は楽しくやる!
結局楽しんだことしか本当の意味で身に付かないということに
今回の件で気づかされたから。
だから、僕の中の音楽の春はまだ当分先ですが
今年の春は、なんだか特別な気持ちで迎えています。



千ちゃん行方不明の時期
こんなことが起こってたんですね

ピアノに対する思いや音楽に対する覚悟や・・・


またパワーいただきました

いつもありがとう
ずっと応援してます


 追伸 バックナンバーお取り寄せ中です
    
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